川西
ベタを飼育する理由
保育園では、いろんな保育園で魚を飼育しています。基本的には、メダカや金魚、そして、子ども達と外で捕まえたり、お家の人と捕まえたりしたものを保育園に持ってきてくれるパターンが多いです。

かるふキッズポケットでは、ベタを保育園で飼う理由があります。ベタは和名で「闘魚」です。色鮮やかで人の目を惹く魅力的な魚ですが、ベタは、1匹ずつでしか飼育ができません。
なぜなら、相手を噛みちぎる凶暴な一面も。
雄同士だけでなく、水槽に雌と一緒にすることも、環境を作りこまないといけません。
しかし、歯がしっかりしていることもあり、金魚やメダカと違い、餌を食べる時、モグモグするんです。ここに目をつけました。
温かい国の魚なので、冬には、温度の調節などが難しいといった飼育上の注意や繁殖には、工夫が必要です。
ですが、父親が子育ての環境を作り、育児をするなど、メダカや金魚には、見られない家族愛を感じられる魚でもあります。
昨日、保育園に引っ越してきた入園魚として
あおちゃん

しーちゃんが玄関でお出迎えしています。

ベタは酸素を自分たちで水面から吸うため、ブクブクの心配も必要ありません。
そして、小さな容器で大丈夫なので、保育園に引っ越してきたときには、
ワイングラスからスタートしました。
おしゃれでしょ?

さて、保育園には、子ども達にお当番をさせるなど、生活の上での役割を与えているところも多いです。本園に在籍しているのは2歳児の女の子が1人なので、ベタの飼育の補助をお願いすることにしました。
お昼ご飯前には、餌を「3粒」与える。ベタは10粒までの餌を一日、2・3回に分けて与えます。ですので、お昼前に3粒。
その効果は?
「モグモグして食べたね」と今日も餌をあげることを楽しみにしていました。
また、「あおちゃんみたいによく噛んで食べてね。」や「しーちゃんが食べているか見ているよ。」と声をすると元気よく食べてくれました。
ただ、あおちゃん・しーちゃんに子どもが「お魚食べるよ」と頑張る姿が複雑な思いで見守る川西です。
はい、
魚とはいえ立派な生き物、生き物に対する優しさを持った子に育ってほしい。そんな思いから、ベタの餌をあげてもらっています。ごはんを食べないとどうなるのかを考えるきっかけにもなりますし、生き物を育てる責任感も身に付くでしょう。
川西は魚が好きなので、家や保育園での魚の飼育の質問もお答えしますよ(^^)♪